2013年12月29日日曜日

2006年8月8日

ギャ?!

気が付いたら、もう2年も放浪の旅を続けていたじゃないか!

徒歩保・・・

じゃなくて、トホホ、

日本横断の島歩きならぬ「島流し」じゃないか・・・。

みんな〜、元気だったかい?

僕の事を心配して、

「もしや、もう死んでいるのではないだろうか?」

と聞いてくるファン(もちろん、僕!のファンだよね)

もいるぐらいで、ご主人様は一体何を考えていたのだろうか。

え?

可愛い子には旅をさせろ、だって〜う〜む、

まあ、僕の事を可愛いと思ってくれる読者がいるのは有り難いけどねぇ。

そうだね、あれから色々と体験してね、

たっくさんの事をお話したいな。

でも、どこから始めようかなぁ・・・、

そうだね、

順序よく振り返り乍ら僕の体験談をホームページにアップして行〜こうっと。

あれから僕は、またもや出張に行って来たんだよ。

犬の出張?

そうだね、ショートステイとも言うべきかな?

えへへ・・・、

帰りが今頃だから、ロングステイになってしまったんだけれども。

では、とりあえず、僕が無事に生きている事だけでもお知らせしたよ。

では、いざ、参ろうぞ!

旅日記 2004年7月

今日も元気だご主人さまが演奏旅行等に行っている間、

僕も出かけるから、

やっぱり格好つけて「出張」と言う事にしておこうよ、ね。

僕の気持ちがそれで満足するんだからさ、

犬の幸せの為なんだから、寛容に見守ってちょうだいね。

出張先はね、

ご主人様の音楽会によく聴きに来て下さるご一家の中心人物である

「ドビー君」というキング・チャールズシュヴァリエ

(???で良かったのかな?僕と違って凄く凝った犬種名だからね)・

スパニエル君が紹介してくれたファミリーのお家でね、

僕みたいに遊びに行く仲間は他にもいるけれど、

そこのファミリーのワンちゃん達がいてね・・・、

会えるのがいつも楽しみなんだ。

トイ・プードルで、クリーム色の毛並みが素敵な「ナポちゃん」、

茶色の毛艶がシックな「ケロちゃん」と

漆黒の毛が可憐な「マージちゃん」、

そしてシーズーの「リンちゃん」の優しい4匹が、

僕と遊んでくれるから、犬の人生も捨てたもんじゃないよね。

「ドビー君」には感謝しているよ、

ホント(彼が喜んで遊びに行くと聞いていたけど、その理由がよ〜くわかるなぁ)。

あぁ、思い出すな〜、メリーちゃんの事。

僕の初恋のガールフレンド。

片思いだけどね。

彼女と彼女の飼い主さん夫妻と知り合ったのは、

僕のご主人様が月刊誌「ショパン」の表紙に載って、

「ピアニストの一日」という大きな記事に載せてもらった時、

どうしてもワンちゃんとのツーショットがご主人様らしい、

と言う提案がツィーグラー協会の会員さんからあったから、

偶然中目黒のご近所に住んでいた

メリーちゃん一家と運命的な出逢いがあったのさ。

メリーちゃんと一緒にご主人さまはショパンの表紙でにっこり。

ああ、思い起こすと僕は、

メリーちゃんやメリーちゃん一家に大変お世話になったんだよね。

そう、僕はお世話になって、あちらは「大変」だったと思う。

だから大変お世話になったと言えるんだよね。

アハハ。

ご主人様が演奏旅行にいっている間は、

必ずメリーちゃんちに居候させてもらっていたんだから、

もの凄くお世話になったんだ。

感謝しかないよね。

でもね、ご主人さまが今の住いに引っ越してからは、

メリーちゃんと会う機会が・・・皆無。

ご主人さまに頼んで、又彼女に会いに行かなくては。

利発で優しくて、僕の憧れの的、

ラブラドール・レトリバーのメリーちゃん。

会いに行くまで僕を忘れないでいてね〜!

ウォ〜〜ゥ〜〜〜ォン!

はっ、ごめん、ごめん、

つい自分の恋の悩みになってしまって・・・

面目ないな、まったく。

大きな溜息をつきながら、男ウィリス、静かに涙をのむのであった。

ゴックン迷犬はつらいよな?・・・の、かなり格好いい(?)ウイちゃんより